あれは小学校の頃。 どんなに大人ぶっても、漫画やアニメの恋しか知らない頃のこと。 「かっこいいよね、○○くん!」 「えー、私は○○くんかなぁ…深雨はっ?」 「えっと…アキくん、かなぁ…」 私は1人の名前をあげた。 優しいし面白いし、私はいいなと思ってた。