仕事を終え、簡単に化粧を直し、ジャケットを羽織る。
携帯を見ると、何と蒼からメールが入っていて。
ー唯ちゃん、今日飲みに行くんだよね?
どうやらみよちゃんの言葉は本当らしい。
そして、みよちゃんは……
ロッカールームの椅子に座り、まだ化粧を直していた。
「みよちゃん、遅刻だよ?」
そう言うと、気合いばっちりメイクのみよちゃんがあたしを見る。
目がやけに大きくて、頬が真っ赤で。
一歩間違えばギャルだ。
「戸崎さん、待って下さいよぉ。
だって、碧とのお酒の席ですよ?」
みよちゃんはさらに頬を赤らめてそう言う。
「緊張しますよぉ」



