「まぁ、そんなことはどうでもいいよ」 蒼はあたしを見て、気を取り直したかのような満面の笑みを浮かべる。 あたしはこんな蒼の顔が大好きだ。 胸が温かくなって、好きで埋め尽くされていく。 「今日はせっかく遊びに来てるんだし。 やっと二人になれたんだし」 蒼はそう言ってあたしの手をぎゅっと掴む。 そこから甘い電流が流れ、あたしの頭を蒼で埋めていく。 「先週は仕事の締めで全然ゆっくり出来なかった。 唯ちゃんのこと、ずっとぎゅってしたかった」