ライブの間、碧のことばかり考えていた。 犯罪だよ、碧。 あれであたしと同い年? ずっとずっとオトナに見える。 きっと、美人な彼女がいるんだろうな。 女性には不自由していないんだろうな。 もし、あたしの彼氏が碧だったら…… あの血管の浮き出た手であたしを乱暴に弄り、あの唇で…… 「唯。今夜も寝かせねぇぜ」 「だっ……駄目だよ、碧」 「駄目じゃねぇよ」 そんなことを考えるだけで、身体中の血が沸騰して倒れそう。 あぁ…… 叶うはずもないのに、 あたしは碧に夢中……ーーーー