「蒼、今日も早く帰ってきてくれてありがとう」 そう言って手を握ると、 「うん!」 笑顔であたしを見るだけ。 「蒼、大好き」 そう言うと、 「俺もだよぉ」 太陽のような笑顔であたしを見る。 それならばと、蒼に身を寄せ、 「蒼、ぎゅっとして?」 思いきってそう言うと、ぎゅっと体を抱きしめられた。 ドキドキドキドキ…… 鼓動が速い。 身体が熱を持ち、明らかに蒼を求めている。 それなのに蒼はあたしの身体を離し、 「唯ちゃん、今日はどのドラマの日だっけ?」 なんて言う。