危険なアイツと結婚生活






優弥さんはさもおかしそうにあたしを見る。




「俺が来ちゃ、まずいか?」



「いっ……いえ、そんなことありません!」




慌てて答える。




「むしろ……嬉しいです」




うん、すごく嬉しい。




あたしのせいで蒼が大変な思いをしていて、Fのみんなにも迷惑をかけていて。

だから、お見舞いなんて来てもらう筋合いはないと思っていた。

それに、あたしはFのメンバーではない。

だから、蒼以外の三人にとってただの他人かもしれないのに。

それなのに、こうやって見にきてくれるなんて。








優弥さんは相変わらずおかしそうな表情をしたままあたしに言う。




「その言葉、蒼に聞かれたら嫉妬で狂うぞ?」



「ごっ……ごめんなさい!」




別に変な意味はなかった。

でもやっぱり思う。




「優弥さん忙しいのに、本当にありがとうございます」