「それより蒼」
優弥さんのこの言葉を聞いただけで、大きなため息をつく蒼。
もうすでに何の話題か分かっている。
「あと三ヶ月後には復帰だぞ。
分かってるだろな」
「あー、ハイハイ」
蒼はいつものテキトーな返事をして、賢一から泣いている柚を奪い返した。
柚は安心した顔をして、蒼の胸に顔を埋める。
「優弥っていつもその話だよね。
てか、それしか脳がないよね」
「てめぇ……てめぇの我儘のせいで、慎吾も賢一も活動出来ねぇんだぞ?」
優弥はそう凄んで、さすがの蒼もごめんと謝る。
だけど、慎吾と賢一はたいして気にしていないようで。
「俺たちも久しぶりの休みだもんな」
「俺も結婚するし」
なんて言っていた。



