「おー、ツインズ大きくなったなぁー!」
賢一はそう言って、柚を抱っこする。
柚は賢一を見た瞬間、顔を歪めて大声で泣く。
「嫌われてるじゃん」
慎吾が笑いながら柊を持ち上げると、柊はその手で慎吾の顔をバシバシと叩いた。
「てめぇら二人とも……」
優弥さんはイライラしたように言うが、
「優弥は子供に興味ないってか、子育てしてないもんね」
慎吾が複雑な顔で言う。
だが、優弥さんは気にもせず、
「……んなはずねぇよ」
乱暴にそう言ってソファーにどかっと腰掛けた。
優弥さんは二人の子持ち。
日本の艶だけあって、確かに子供が小さい頃も忙しくしていた。
だけどね、優弥さんだって子供が大好きだよ。
だって、優弥さんの子供は二人とも、かっこいいお父さんが大好きなんだもん。
柚と柊も好きになってくれるかな、かっこいいうちのお父さん。



