「さっき、碧と玄と酙も見たよ?
艶に怒鳴られてた」
ビクッと飛び上がる蒼。
「オーラなくて、ってゆーか、老化しててマジで分からなかった」
「マジで!?探しに行こうよ!」
炊事場は騒然となり、人々は一斉に優弥さんのいる方へ駆けていった。
残されたのはあたしたちを含めて数人で。
「老化か……。
だよね。アラサーのおっさんだよね……」
そして、蒼のショックは意外と大きいようで。
しゅんと凹んでキャベツをむしっていた。
そんなわけで、何とかやり過ごした蒼。
そして、久々に注目の的となってしまった蒼。
最近はあまり感じさせないが、やっぱり蒼はすごい人なんだと思ってしまう。
……そうだよね。
Fは本当にかっこいい。
時間が経っても、彼らを忘れる人なんていないよ。



