柚は必死に母乳を飲んで、すーすー寝息を立てている。
蒼似のかわいい女の子だ。
ほっとしてベビーベッドに置くが……
オギャー!!
置いた瞬間スイッチが入ったかのように泣き出す柚。
それに反応して、
ほんぎゃー!!
柊が大声で泣き出した。
あぁ、地獄だ。
夜だけじゃない。
一日中あたしは双子の泣きと戦っていた。
髪を振り乱して、化粧もせず。
まだ悪露の終わらないこの身体で。
「あーもう……」
疲れ果てたあたしは、双子に言う。
「なんで黙ってくれないの?
どうしたいの?
ママ、二人も一度に見れないよ?」
こんなこと言ってはいけない。
望んで望んで出来た、大切な子供たちなのに。
自己嫌悪に陥り、ため息をついた。



