「俺、こんな妖怪に全く興味ないんですけど!
俺、確かに変態かもしれないけど。
確かに異様なほど唯ちゃん大好きだし、
唯ちゃんのこと考えてうずうずしたり、
一人でやっちゃうことあるけど……」
「あんた、やっぱ変態」
麻衣子ちゃんは軽蔑した目で蒼を見ていて。
蒼は動揺したまま男を見つめている。
でも、あたしは少し嬉しかったな。
蒼が変態なほどあたしのことを好きでいてくれて。
だけど男は聞く耳を持たず。
「お前たち……仲いいな」
なんて言う。
「もう……俺の人生終わった。
……お前たちも……」
彼はそう言ってナイフを振り上げ……
お願いします!
あたしは心の中で祈っていた。
お願い……
助けて!!



