「そんなことないよ!」 あたしは叫んでいた。 確かに麻衣子ちゃんが来てからドタバタした時もあったけど、 「あたし、楽しかった!」 この言葉は本当だから。 久しぶりに友達がいて、ワイワイ騒げて。 すごくすごく楽しかった! 「麻衣子ちゃんの彼氏のことは、関係ないよ」 むしろ、蒼に迷惑かけただけで。 そう言おうとした時…… 「麻衣子……」 部屋の中から、新しい低い声が聞こえた。