奴らを見た時、マジでふざけた野郎だと思った。 バスケ部に入ってきた、個性的な後輩たち。 その中でも奴らは特にふざけていた。 酙。 この高校に首席で入ってきたという秀才。 だが、見た目はむさ苦しく超マイペース。 玄。 芸人かと思うほどのテンション。 髪の色が一週間おきに変わる。 そして碧。 一見男前だが、骨のない男。 ふにゃふにゃしていて、弱虫。 こんなふざけた野郎どもが影で俺を嘲笑い、ネタにしていた。 それを目の当たりにしたのは、文化祭の日だった。