「唯ちゃん、駄目だよ。 大人しくしてないと!」 蒼はそう言って、焦げた鍋に水を足すが、 「あんた!それでまだ料理する気!?」 麻衣子ちゃんが思いっきり顔を歪めて蒼を見る。 そして、 「うるさいな!妖怪の分はないから!!」 「誰が妖怪? ……てか、あんたの手料理なんて食べたくねーよ!」 案の定喧嘩が始まってしまった。 蒼がここまで歩み寄ろうとしない人は珍しい。