あたしは驚いて声のするほうを見た。 すると、そこには麻衣子ちゃんが立っていて。 相変わらず派手な格好だが、顔つきがさっきと全然違う。 麻衣子ちゃん……いや、MYだった。 あひる口、手を胸の前で握って、うるっとした瞳で優弥さんを見上げる。 そして、高めで柔らかい声でこう言った。 「あたしが悪いんです。 あたしが泊めてって言って……」 優弥さんは麻衣子ちゃんを一瞥し、蒼を見る。 「知り合いか?」 「……いや……」 蒼はそう言ったが、口をあんぐりと開けたままだった。