ー唯sideー 「仕事終わったら、スタジオに来てね。 うちの周りに危険な人がいたら困るから、今日も優弥の家生活だよ?」 蒼はあたしにそう言った。 だからあたしは、優弥さんのスタジオに来ていた。 ちょうどスタジオを使い終えたグループがいるらしく、数人の人とすれ違った。 そして…… 「唯ちゃん!お疲れ様」 大好きなその声が聞こえた。 蒼の声を聞くだけで、胸がきゅんと鳴る。 飛びつきたい衝動に駆られる。 あたしは、やっぱり蒼から離れられない。