「戸崎さんとはもう他人です。 だって、メールしても返信がないんですよ」 「そういえば俺も……」 戸崎は本当に、また碧に戻ってしまったんだ。 ステージを見上げたらそこに立っている、まばゆい存在に。 辛かった。 あれだけ仲良くしていた後輩なのに。 碧だからじゃない。 俺たちは、戸崎だから悲しむんだ。 明るくて、優しくて、お馬鹿な戸崎の性格に、みんなが救われていた。