シャツにネクタイ姿の男性が三人。
ソファーの前に座っている。
そして、その横には蒼が立っていた。
机の上にはお菓子やらジュースやらが散らばっていて。
そのジュースの一つが床に巻き散っており、グラスが粉々に散っていた。
「あっ、お帰り、唯ちゃん」
蒼はいくらか元気そうで、満面の笑みで言う。
そんな蒼に、
「お帰りじゃないですよ!!」
若い男性が突っかかり、あたしより少しだけ年上の男性が、
「お邪魔しています。
煩くしてすみません」
頭を下げた。
全く状況が分からない。
あたしは彼にお世話になりますと頭を下げ、某然と部屋の中を見ていた。



