危険なアイツと結婚生活







部屋の中に沈黙が訪れた。

みんなが驚いたように優弥さんを見ていた。





ドキドキドキドキ……




静寂の中で、鼓動の音だけがやたら速い。




「二児の父親なめんなよ」






やっぱり、蒼は何もしていないんだ。

どっと押し寄せる安心とともに、ちくりと胸が痛む。

どうして信じてあげられなかったんだろう。

はじめから、あたしの胸は言っていたのに。

蒼は悪くないって。

ごめんね。

あたし、蒼の妻として、蒼を支えなきゃいけなかったのに、蒼を傷つけてしまった。