「あたしが欲しかったのに……」 涙すら出てこない。 ただ、頭が真っ白で、息が苦しくて。 生き地獄とはまさにこういうことだろう。 「蒼の子供、あたしが産みたかったのに」 きっと、バチがあたったんだ。 蒼といれることを、当たり前のように思っていたから。 「蒼……あたしの時は、絶対避妊してたのに……」 「え?」 芽衣が驚いたようにあたしを見た。