ファースト ロミオ

「姫芽ちゃんの葬儀明日あるよ?」

「…うん。行く。」

「いいの?行っても大丈夫?」

大丈夫な訳ない。当たり前だ。
どうしたら姫芽は喜ぶ?


次の日、姫芽の葬儀。

姫芽の写真をみた。

すごく笑ってた。
この笑顔の姫芽はもう見れないんだ。


泣けなかった。
泣きたかった。
泣く権利なんかなかった。