あの子になりたい






「はい。」





声がする後ろを振り向くと





消しゴムを持ってる拓馬。





「あ、ありがと。」





まさか拾ってくれると思ってなかった。





それだけなのに少し嬉しいのはまだ拓馬が好きだから。





拓馬はただのクラスメイト。





春樹は彼氏。






分かってるはずなのにな...。