「ありがとう。そういえば私達は敵同士だよな?敵に情報を教えてしまっていいのか?」 「いいのよ。こんなところにいるくらいなら消滅したほうがましだわ。」 「…そうか。」 消滅したほうがまし、か。 それほどここは辛い場所なんだな。 「では、私は塔へ向かう。本当にありがとう、たすかったよ。」