それから気を取り直してショッピングセンターを二人でまわり、あっという間に夕方になった。 「そろそろ帰るか」 「そうだね、今日は楽しかったなあ」 断ったのに、あたしを家まで送ると言って少しも譲らない悠真くんに甘えて、送ってもらうことにした。 「映画のあとの実愛の号泣っぷりはすごかったなー」 ニヤリ、といたずらっ子のような笑顔を浮かべる悠真くん。 「そのことは言わないでよー!」 談笑しながらあたしたちは歩き続けた。