柊花(しゅうか)高校の2年生の私、胡桃沢 亜梨朱(くるみざわ ありす)はどこにでもいるような平凡な女子高生。

友人にも恵まれ、楽しい平和な高校生活を送っていた。

ある5月の暖かい陽気の昼下がり。

私は、自分のクラスの掃除担当の場所の中庭を昔ながら竹ぼうきで、下を向いて黙々と掃いていた。