オオカミさんと子リスちゃん

「離さないよ。どんな手を使ってでもね。」

私は、周りの声にかき消されて、大上さんの呟いた言葉が聞こえなかった。


「今、何か言いました?」


「何でもないよ。
イブに二人の永遠を誓おうね。」


恥ずかしいとか、そんなこと関係なく、ただ、大上さんと触れあいたくて、
周りを気にすることなく、キスをした。



                  〔fin〕