君とわたし




中は意外と広くて
スッキリと片付けられた室内。


ふんわりと優しい香りがして、
れんの香水の匂いとはまた違った。





「あら?れん、おかえり
ん?お客さん…?」



奥のドアから出てきた女の人。
とても美しく、20代後半くらいの
人だった。




見とれてしまってなにもゆえてなかったな。



「あ、同じクラスの中林りんといいます。
おじゃましてますっ」


そうやって頭を下げた。