私は家に、入って、手洗いうがい。
お姉ちゃんに言われたことを、私は守っている。
そして、冷蔵庫の中から冷凍のチャーハンを取り出し、レンジに突っ込む。
チンしている間に、お姉ちゃんの元へ行く。
「チーン・・・」
静かなリビングに、寂しい音だけが響く。
「お姉ちゃん、ただいま」
手を合わせながら呟く。
「今日ね、榊輝流くんっていう子が転入してきたの。
初めて学校サボったんだよ。
私がいくら冷たくしても、彼は気にせず関わってくるの。
しつこい人でしょう?
でもね、凄く明るくて優しいの。
久しぶりに人と帰ったの。
お姉ちゃん以外の人とね。
少し緊張したよ。
でも私は、お姉ちゃんが好き。
お姉ちゃん以外信じないし、愛さない。
お姉ちゃんも、私と同じ気持ちだよね?」
私は泣きながらお姉ちゃんの写真に話しかけていた。
涙・・・とまらないよ・・・・。
「私ね、お姉ちゃんのところに行きたい。
お姉ちゃんは許さないかもしれないね。
私に言って来たんだから。
でもねお姉ちゃん、私・・・」
寂しいの・・・。


