星が瞬く夜に。







私をお姫様抱っこしたまま、榊くんはぐるぐる和室の中で回転する。



「め・・・目ぇ回りますぅ~!」

「んー!
郁美マジで可愛いー!」

「なっ・・・!?」




何を言い出すんだこの人は!




でも・・・

凄く嬉しくて・・・落ち着く。




「あらあら、仲良いじゃない?」

「奈々子!?」

「お邪魔でしたか?」

「ミリア!?」



ふすまから覗く、2人の人。

ミリアと、あのケバ子さんだ。

違う、奈々子さん。



よく見ると、2人は顔つきが似ている。

かなり似ている双子なのかもしれない。



そして整った顔立ちの2人の頬は、赤く腫れていた。



「お2人さん、その顔、どうしたんですか?」



私が聞くと、2人はアハハ~と苦笑いした。