星が瞬く夜に。








「俺、郁美が好きだ」

「榊くん・・・」

「嘘じゃない。
転入当時から好きなんだ」

「本当に・・・?」

「本当だよ。
俺は郁美のことが好きだ」

「・・・私も、です」

「・・・えっ?」



何故かひどく驚く榊くん。



「私も・・・榊くんが好きです・・・・」

「郁美も・・・?」

「はい・・・!」

「俺が?」

「他に誰もいませんよ」



可笑しくて笑うと。



いきなり抱きしめられた。

はずみで、ちゃぶ台がひっくり返る。




「ちょっ・・・!」

「俺も好きだー!」

「な・・・大声で言わないでください!」



私を抱きしめたまま、榊くんは立ち上がる。

軽々と、これは・・・





お姫様抱っこ!?