星が瞬く夜に。








下を向いたからか。

涙が流れてきた。




「ごめんなさい・・・塩水が入ったみたいです・・・・」

「塩水?」

「あ・・・あれ、可笑しいなぁ・・・」



塩水って・・・海かよ。

自分の誤魔化し力の無さに、落ち込む。




「・・・郁美」

「・・・はいっ」




名前を呼ばれ顔を上げると、優しい榊くんの笑顔が見えた。




「俺ね、ずっと隠してきたんだ」

「何をですか?」

「全部。
気持ちも、過去も、罪も、秘密も」

「・・・」

「でもね、隠すことはやめようと思うんだ」

「そうですか・・・」

「隠し続けてまで、俺は生きたいと思わない」

「はい・・・」

「このままだと、郁美にちゃんと告白できない」




こ・・・こっこっこっ、告白!?

何を言い出すんですか!?