まるでお見合いだよ・・・。
私はチラッと榊くんを見た。
格好は、変わっていない。
でも・・・。
甘いにおいの香水が和室に充満する。
こんなにおい・・・しなかったのにぃ。
「・・・何か用?」
「・・・別に」
「言いたいことあったらさっさと言えば?」
「その台詞、そっくりそのままお返しします」
「は?何で返されるんだよ」
「榊くん、よく何か言おうとして詰まっちゃうじゃないですか」
「・・・」
「言いたいことあれば言えば良いんじゃないですか?」
「・・・お前に関係ねぇだろ?」
「確かにそうですね」
関係ない、か。
確かに関係ないね。
でも・・・
どうしてこんなに・・・
寂しいんだろう・・・。


