冷たい声・・・聞いたことある。
ゆっくりとふすまの方を見ると。
いかにも機嫌悪そうな榊くんが立っていた。
って、何で!?
何でここにいるわけ!?
「・・・いちゃわりぃかよ」
「別に良いですけど」
いつの間に声に出していたかな・・・?
「どうしているんですか?」
「ミリアと奈々子に呼ばれた」
「そうですか」
「お前こそ何でいるわけ?」
「ミリアに誘われて」
「肝心の2人はどこにいる?」
「知りません。
ここで待っていてと言われたものですから」
うわぁ~・・・気まずい、気まずすぎるぞ!
ってか何でこんなに怒りのオーラ出しているわけ?
信じられないんだけど・・・。
沈黙が続く。
鹿威しが、心地よい音をたてるも、耳に届かない。


