そのせいか、早めに待ち合わせ場所付近に着いてしまった私。


近くのカフェでコーヒーでも飲みながら時間を潰そうと思ったけれど、コーヒーを飲むような心の余裕はなかった。


こうやってレオと待ち合わせをしてご飯を食べに行くのが初めてだったから。


レオにとっては何の意味も持たない私との食事。


だけど、私にとっては心躍る時間だった。



でも……、現実は違った。


待ち合わせ場所には、レオと……可愛らしい女子高生が楽しそうにおしゃべりをしていた