サトコさんは美人でスタイルも良くて仕事もできて、すべてにおいてパーフェクトだ。
パッと見、気が強くてプライドが高そうにも見える。
そんなサトコさんがレオ君に恋をしていたなんて。
「あたし、これからはサトコさんと恋バナで盛り上がれそう!!」
「そうかもな。お前ら案外いいコンビになれるんじゃね?それにサトコさんもお前のこと、妹のように思ってるって言ってたし。あの人、一人っ子だから妹が欲しかったんだってさ」
「えっ!?本当に!?」
そんな話を聞いたら、今すぐサトコさんに会いたくなってしまう。
最初は苦手だったサトコさん……
だけど、サトコさんは小林さんとの関係に悩んでいたあたしに気付いてくれていた。
そして、いつだって救いの手をあたしに差し伸べてくれたんだ。
カラオケボックスでギュッと抱きしめてくれたサトコさん。
あたしはサトコさんのおかげで救われた。
ねぇ、サトコさん?
あたしもサトコさんをお姉ちゃんって思っていてもいいのかな……?
今度会ったら、聞いてみよう!



