「声、我慢するなって」 「だって……変な声なんだもん……」 「変じゃねぇよ。すげぇ、可愛い」 可愛いっていう海星君の言葉は魔法みたい。 あたしの心を優しく温めてくれる。 何度も何度もキスをして、あたしの反応を確かめながら先へ進んでくれる海星君。 どうしてこんなに優しいんだろう。 どうしてこんなに温かいんだろ。 全身に幸せな気持ちが溢れ出す。