「……んっ……」 キスの合間に声を漏らす。 その声を塞ぐように海星君が更にキスを重ねる。 『姫子、相当酔ってるから先連れて帰る』 レオ君に電話で連絡を取りそう告げると、海星君はいまだに酔いの残るあたしを家に連れてきてくれた。 『少し寝て休め』ってベッドに座ったあたしの頭を撫でてくれた海星君。 あたしは海星君の腕を引っ張ってこう言った。 『あたし……海星君と……したい』 自分でも何でこんなに恥ずかしいセリフを口にしたのか分からない。