「姫子があの幼なじみのところへ行ったとしても、奪い返す気でいた。俺、お前のことだけは絶対に誰にも渡したくないから」
サラッと甘いセリフを言ってのける海星君。
だ、ダメでしょ!!そういうのは、反則!!
「うぅ……ヤバい……胸がきゅーんってするぅう」
ドキドキと高鳴る心臓。
「あたし……もう何があっても海星君から離れないから」
「あぁ」
「ずーっと一緒にいようね?」
「当たり前だろ」
あたしはギュッと海星君の体に抱きついて、温かい胸に顔を埋めて幸せを噛みしめた。
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