男性たちが去り、通路にはあたしと海星君の二人が残される。 最近流行の洋楽が流れる中、海星君の背中をぼんやりと眺めるあたし。 今……背中を向けている海星君がどんな顔をしているのか分からない。 どうしてまた戻ってきたんだろう。 小林さんは……? アルコールのせいか、うまく思考が働かない。 「海星君……」 恐る恐る海星君に手を伸ばそうとした時、パッと振り向いた海星君は強引にあたしの体を抱きしめた。