無口なカレとの甘い恋


ジタバタとベッド上でもだえそうになるのを堪える。


ヤバいよ。どうしよう!!


だって、だって、あの海星君と本当に付き合えることになったんだもん。


しかも今回はミスターとかミスとか、そういうんで選ばれたんじゃない。


海星君から『付き合え』って言われたんだもん。


もう、みんなに胸を張って海星君の彼女だって宣言してもいいんだ。


どうしよう。嬉しい。


今まで生きてきた中で一番嬉しい!!!



「ふふふっ……はは……どうしよう……超嬉しい~~~~!!」


感情を抑えきれずついそう叫ぶと、驚いた海星君は勢いよく振り返った。