無口なカレとの甘い恋


どうしよう。どうしよう。どうしよう。


まさか海星君と本当に付き合えるなんて!!


しかも、まさかの急展開!!


それに、このあと、家まで送ってくれるって言ってたし……。


何か、一生分の幸せを全て今日だけに凝縮したみたい。


あぁ、どうしよう。嬉しくて嬉しくておかしくなりそう!!


「ふふふっ……」


掛け布団に口を隠して必死で漏れそうになる笑いをこらえる。


どうしよう。


嬉しすぎて今すぐにでも叫んでしまいそう。


必死で感情を抑えようとしても、もう制御不能に近い。