もう10月だし、あと3か月で今年も終わる。 これからクリスマスっていう大イベントも待ち構えているし、お金はないよりあったほうがいい。 海星君にクリスマスプレゼントもあげたいし……。 だけど……――。 「アンタ、なんであたしのこと見るのよ」 ちらりとサトコさんに視線を向けると、サトコさんがムッとしように眉間にしわを寄せた。 店長とレオ君はあたしがここでバイトすることを快く受け入れてくれるだろう。 だけど、海星君とサトコさんは……――。