「うちの店ってメンズ専門の店なんだけど、中には彼氏の誕生日プレゼントを買いに来てくれる若い子もたくさんいるんだ。その中にはもちろん、女子高生もいる。だけど、何となく女の子一人でこういう店って入りずらくない?」
「あ……そうですね。あたしもこのお店を見た時、あまりにもオシャレであたしには不釣り合いというか場違いというか……少し入りずらかったかもしれません」
正直な気持ちを口にすると、店長とサトコさんが交互に相槌を打つ。
「だよね。何とか店に入ってきてくれても俺とかサトコが接客すると少し腰が引けちゃう子もいてさ。ほら、俺ら明らかに年上だろ?」
店長の横にいたレオ君が、
「兄貴が28歳でサトコさんが20歳ね」
とこそっと教えてくれた。



