「おー、君が噂の姫ちゃん?確かにレオの言うとおりだ」
お店に顔を出すと、レオ君とサトコさんに挟まれるように立っていた男の人がニッと笑った。
愛嬌のある笑顔がレオ君によく似ている。
「俺、こいつの兄貴。で、ここの店長」
「初めまして。綾瀬姫子です。忙しい時に来てしまってすみません」
ぺこっと頭を下げると、店長はブンブンっと右手の平を左右に振った。
「迷惑なんかじゃないって~。むしろ、女子高生は大歓迎だから」
「店長、あんまり変なこと言うとセクハラになりますよ」
「そうだよ、兄貴。ヤバいって」
「いや、違う違う!!そういう変な意味じゃないよ」
サトコさんとレオ君の言葉を慌てて否定した店長。



