無口なカレとの甘い恋


海星君とは……キスもした。


今だってこうやって抱きしめてもらっている。


友達同士って、こんなことしないよね……?


だとしたら、海星君も……あたしのこと……――。



「……――ねぇ、海星く……――」


「姫ちゃーーーーん!!ちょっときてーーー!!」


そう言いかけた時、店の方からあたしを呼ぶレオ君の声がした。


ちょっと、レオ君!


どうして今あたしの名前を!!


「な、なんて最悪なタイミング!!」


「お前、思ったことすぐ口に出過ぎだから」


「だってぇ……」


呆れ顔の海星君はそっとあたしの体から腕を離す。


体から海星君の熱が消えちゃった……。