「サトコさん、ごめんね~!俺が無理言って姫ちゃんをここへ連れてきたんだよ。だから、大目に見て?」
スタッフルームに入ってくるなり、パチンっと両手を合わせて謝るレオ君。
「姫ちゃん……?この子、アンタの彼女なの?」
「いや、違う。俺じゃなくて海星の彼女」
「ふぅん……」
腕組みをしてあたしを見つめるサトコさん。
な、なんか視線が痛い……。
すると、海星君が助け船を出してくれた。
「つーか、店長がサトコさんのこと呼んでたけど」
海星君の言葉にサトコさんが頷く。
「分かった。まぁ、いいわ。早く帰りなさいよ?」
そして、鋭い視線をあたしに向けた後、サトコさんはスタッフルームを後にした。



