「海星もレオもバイトとはいえ、仕事をしにここへきているの。ここは高校生の遊び場なんかじゃない。もしも遊びにきたのなら、今すぐ帰ってもらえる?」
「あっ……はい……すみません……」
確かにサトコさんの言う通りだ。
海星君のバイト姿を見たいという誘惑を抑えきれずにスタッフルームに入ってしまったのは間違いない。
バイトとはいえ、それも仕事。
サトコさんが怒るのも無理はない。
「ごめんなさい。今すぐ出ていきます」
「……――ストップ~!!」
もう一度謝ってソファの上のバッグを手に取ろうとした時、部屋の扉からレオ君が顔を覗かせた。



