無口なカレとの甘い恋


「あっ……」


振り返って扉の方に目をやると、そこには見たことのない綺麗な女の人が立っていた。


「こんにちは。あなたが海星とレオのお友達?」


「あっ……、はい。こんにちは。あたし、綾瀬姫子といいます」


慌てて立ち上がってぺこりと頭を下げる。


店に女の人がいるなんて知らなかった。


それにしても綺麗な人……。


肩まである茶色い髪を緩く巻いている女性。


手足は長くて、顔は信じられないぐらいに小さい。


スラッとした手足はまるでモデルさんみたい。


見惚れているあたしの視線を無視して、女の人は少し不機嫌そうにこういった。


「私は安西サトコ。それで、あなたはここへ何をしにきたの?」


「……え?」


唐突な質問に首を傾げる。