「うん、どうしたの?」 私も気になって、思わず身を乗り出してしまう。 「あの…… その人心臓の病気みたいで、 ほとんど学校に来てないんだって」 ――一瞬。 思い切り頭を殴られたみたいに、 見える物すべてが真っ白になった。 「瑞希?」 志乃に声をかけられ、 はっとして我にかえる。