もう、生きてるのなんて嫌だ。 私が生きてたって、何の意味もない。 毎日飛び降りようと思って、 マンションの屋上に来てた。 広い空を見上げ、 フェンスに手をかけ、私はいつも途方にくれる。 空は高すぎて、地上は遠すぎて、 自分がどこにいるのか分からなくなる。 きっと私は、 誰かに自分のことを、見つけて欲しかった。